ことのコト~50'sの学びなおし~

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【心が楽になった本】価値観を変えてくれた本(その①)「妹とバスに乗って」


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こんにちは、ことです。

以前の記事にも書きましたが

40代に突入して

心がモヤモヤして気持ちが不安定な時期に

色々な本を読みました。

当時の私の不安定な心を助けてくれた本

今回紹介したいと思います。

「心が楽になった本」の第2弾です。 

 

以前の記事はこちら

 

www.kocorotabitomo.com

 

~今回はこの本です~

 

  • 妹とバスに乗って
  • モリー先生との火曜日

 

この2冊は

知り合いの年上の方から勧められた本です。

その方とは、特に身の上話をする間柄ではな

かったのですが、本好きなその方が

「いまこの本読んでいるのよ。読んでみたら?」

と薦めてくれたのが読むきかっかけでした。


どちらも話題になった本なので

ご存知の方も多いと思いますが、

私のマインドセットを変えてくれた思い出深

い本です。

この2冊の共通点は、

どちらもノンフィクションという事。

また、個人的な感想としては

どちらの本からも「生きる」ことの本質を感

じとれた作品だと思いました。


この本の主人公は共に社会的に成功してい

るエリート層的な人達。

お金にも仕事にも恵まれていて、仕事に追わ

れる生活がステータスだと信じている。

でも多忙な日々を過ごすうちに自分を見失い

いつも心が満たされない。

きっと仕事に打ち込む事で

何かから逃げたかったんでしょうね。


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しかしそんな彼らの人生観を変える

キッカケが訪れ、個性的な人々との交流で

主人公考え方に変化が起こるのです。


この2冊を読んだ時、わたしも自分の中の

値観が少し変わった気がしました。

 

もちろん私はこの作者たちとは違い、

仕事で成功している訳でもなく、

お金に余裕のない普通の主婦です。

毎日家事に追われて忙しい日々でも

それが収入につながる訳でもない。

そんな僻みっぽい考え方なので当時は

お金に余裕がある勝ち組の人は

悩み知らずだと思ってました。

 

でもこの本を読んで感じたのは

 

「人の幸せは物質的な豊かさだけじゃな

いんだ」という事・・・

 

最近は物質的なことよりも精神的な幸せ

を求める考え方を受け入れる人が

増えてきたけど、当時の価値感は

まだまだ物質的な豊かさだったのではな

いでしょうか。

 

物事の捉え方をかえるキッカケを

くれたこの2冊から

印象に残っている部分を紹介します。

 

妹とバスに乗って

 

Story 姉のレイチェルは39歳。成功だけを夢見て過ごしてきた。
付き合っていた彼氏と別れてからは仕事に追われる毎日を過ごしている。
そうすることで人付き合いを避けれるし、寂しさを紛らわせることも出来るのだ。
かたや、1歳年下の妹ベスは知的障害を持っているが1人暮らしで彼氏もいる。
生活保護を受けながら働かずに一日中路線バスに乗って、お気に入りの運転手との会話を楽しんでいる。
そんなべスが、姉のレイチェルに1年間一緒にバスに乗ることを提案する。
最初は乗り気でなかったレイチェルだが、次第に気持ちに変化が現れる・・・

 

この本は最初レイチェル目線で読んでま

した。ベスの言動にちょっとイラッとし

たり○○したらいいのに・・というような

感情があって。

だけど、ここに出てくる個性的な運転手

さん達はベスの事を気に入っていて、

いつでも快く話し相手になってくれるん

です。相手をそのまま受け入れてくれる

姿にちょっと感動しました。

そしてこの運転手さんたちも決して

自分の意見を押しつけないし会話の内

も哲学的だったりして、なかなか

いいのです。

こういう運転手さんはアメリカだから?

日本でこんな風に路線バス内で乗客と

転手が大きな声で世間話してる状況は

たぶんありえないと思うんだけど

どーでしょうか?

 

たとえば、

本に登場する陽気で社交的なティム。

運転手仲間からは「教授」と呼ばれてい

ます。

朝一番のバスで彼が話したセリフを

本の中のから引用させていただきます。

 

「ほら、太陽が昇ってくる!恐竜の時代、

ファラオの時代を経ていま、これが40億回目

の日の出です。しかもただの一度も

同じ日の出はない。

それってすごいことじゃないですか。

毎日毎日が新鮮でかけがえのない一日であ

り、しかもすべての日は先カンブリア紀にま

さかのぼることができるんです」 

 

こんな粋な会話が路線バスで交わされて

るなんてステキですよね!

 

次はレイチェルの気持ちを引用します。

 

こうして私は妹とバスに乗った。

その一日で、私は運転手たちの温かさに

心を動かされ、多くの人がベスを厄介者

としか見ないことに落胆と嫌悪を感じ、

歴史的に社会の”収容所送り”になってきた

人間がただ生きのびているだけでなく、

元気いっぱいに生きていることに畏敬の念を

もった。実際、何年か前のベスは、

よたよたと不様な歩き方をしていたのに、

目の前のベスは足どりも軽く、

その上はつらつとして自信に満ちている。

 

 

最後にベスのかっこいいシーンを引用し

ます。町外れの移民が暮らす低所得者の

地域を走るバスに乗ろうとしていた時、

ある白人親子が、近くを歩いていた人

(混血とか移民の人達)に

非難がましいことをつぶやきます。

それを聞いたべスがその白人親子に一喝

する場面です。

 

「そんなこと言うのやめなさいよ!」

「あの人たちだって、おんなじにんげんでし

ょ!」

(中略)

{姉のレイチェルがベスの言動を褒めると}

「あの人たち、あたしのことうるさいって顔

してたけど、そんなこと気にしなァいん

だ。」

 

べスはべスの世界観をもって

しっかり生きている。

レイチェルも最初はどこか上から目線で

接していたけど、妹の生き生きとした

生活や人との交流に

自分の方がうんと小さな世界しか

見てこなかったことに気づいていく。

そんなレイチェルの心境の変化が

感じ取れて私の中の価値観も

変わったような気がします。

 

そんな思いでのある本です。

 

 

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
もう一つの本は次回にします!

 

 

 

妹とバスに乗って

妹とバスに乗って